月額上限3,278円/データ無制限の楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VI」を自宅の固定回線代わりに使うメリット・デメリットと方法まとめです。
楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VI」は、月間データ容量無制限で使えるため、自宅が楽天モバイルのエリア内であれば、固定回線として使うことができます。
月額料金は上限3,278円で光回線などの固定回線と比べるとおトクです。
また、開通工事が必要ないのでスマホ端末が届いたらすぐに固定回線代わりに使うことができます。
そんな楽天モバイルを自宅で固定回線代わりに1年間使って分かったメリット・デメリットや固定回線代わりに使う方法をご紹介します。
はじめは月額料金無料キャンペーンで利用していましたが、その後も契約し続けることにしました。


現在、楽天モバイルでは端末代ポイントバックを実施中です!
詳しくは楽天モバイルHPから
目次
楽天モバイルを固定回線化のメリット4つ
まず、楽天モバイルを固定回線化するときのメリット4つを見ていきます!
光回線などの固定回線と比べてみました。
メリット
①容量無制限で月額上限3,278円!安い!
②契約・解約など各種手数料が0円
③工事無しで開通できる
④アプリ使用で通話料0円

①容量無制限で月額上限3,278円!安い!
楽天モバイルHPより
楽天モバイルの料金プランは1つのみで月額上限3,278円(税込)です。
それに対して楽天ひかりなどの固定回線の月額料金4,000円~6,000円。
楽天モバイルは割安ですね。
しかも、他の携帯会社の同額プランと違い、データ容量無制限なので使い放題です。私も毎月100GB超使っていますが、月額料金は変わらず3,278円。これはいいです😄
加えて、1回線目は1GBまでの使用なら0円という破格の料金設定。全く使わない月があっても安心ですね(^^)
②各種手数料が0円!
楽天モバイルは2020年より各種手数料を0円にしています。
楽天モバイルHPより
契約時や解約時など基本すべての手数料が0円になっています。
これに対して、楽天ひかりといった固定回線を契約しようとすると以下のような手数料が発生します。
光回線などを引くときの各種手数料
- 契約手数料・・・880円~
- 初期工事費用・・・15,000円~
- 解約手数料・・・10,450円~
固定回線の解約手数料は更新時期を狙えば無料にすることができますが、大抵の場合掛かってしまうものです。
ここに月額料金4,000円~5,000円が加わると大きな出費になります。
ところが、楽天モバイルならこれら全ての手数料が0円。
事務手数料も解約手数料も掛かりません。すごい!
初期費用で掛かるのはスマホ端末代くらいですが、ポイント還元キャンペーンで1円負担のみで済む機種もあります!
おトクにインターネットを開通することができますね!
詳しくは楽天モバイルHPから
③工事無しで開通できる!
光回線など固定回線を引くときは、工事が発生する場合がありますよね。

工事の際は事前に管理会社に確認したり、工事の立ち会いが必要になったり...時間が取られます...。
しかし、楽天モバイルで固定回線化すれば工事が不要です!
スマホやSIMカードが届いたその日からすぐ使うことができます。
さらに引っ越し先でもそのまま使えるので便利です!
固定回線が引かれていない賃貸物件でインターネットを使用したいときに、楽天モバイルは便利です!

④アプリから掛けると通話料無料!
楽天モバイルHPより
Rakuten Linkアプリを使用することで国内通話やSMSを無料で使うことができます。
もちろん電話を受ける相手がRakuten Linkアプリではなく、通常の通話アプリを使用していても大丈夫です。
連絡先もGoogleやiPhoneの連絡先を引き継げるようになっているので便利に使うことができます。
私はレストランの予約などLINE通話が使えない相手に掛けるときに使っています。

楽天モバイルを固定回線化のデメリット3つ
ここまで楽天モバイルのメリットを挙げてきましたが、デメリットもあります。
デメリット
①エリアが大手3キャリアより狭い
②1日10GB超で速度制限
②通信速度はそこそこ
①エリアが大手3キャリアより狭い
楽天モバイルHPより
楽天モバイルの自社回線エリアは拡大しつつありますが、大手3社(ドコモ、KDDI、ソフトバンク)に比べると限られています。
特に屋内や地下空間ではまだまだ繋がらないといった声があります。外出中は使えないけど、自宅は楽天回線内というパターンもありえます。
楽天モバイルのエリアマップは以下にて確認できます。
なお、楽天モバイルのエリア外ではパートナー回線としてKDDI回線を借りて通信することができます。
しかし、パートナー回線に接続した場合、容量は5GBまでに制限されてしまいます。5GBを超えると速度制限1Mbpsに...。
使えないことはないですが、容量無制限の楽天回線と比べるとストレスが溜まります...。

自宅の楽天回線が不安定な場合は、後述するLTEルーターを使うことで楽天回線に限定して接続できます。
そうすることで容量無制限で楽天モバイルを使うことができます!
②1日10GBを超えると速度制限あり
公式な公表はありませんが、楽天モバイルは1日のデータ通信量が10GBを超えると速度制限が発生するようです。
[追記]2022年10月から撤廃されたようです。
1日のデータ容量が10GBを越えても翌日の制限が無くなったようです👍
私も大量のファイルをアップロードしたときには速度制限に掛かったようで通信が遅くなりました。
しかし、上下共に3Mbps程度の速度は出るようなのでそれなりに快適には使えます。
さらに、制限が掛かるのはその日限定で翌日は速度制限は解除されます。
通信料が常時多い使い方をしなければ適度に心配する必要は無さそうです。
③通信速度はそこそこ
固定回線に比べると通信速度は劣りますが、そこそこの通信速度は出るみたいです。
Googleの通信速度ツールで測定した結果がこちら
楽天モバイル通信速度
携帯回線とはいえ「非常に高速な通信」はできるようです。
時間帯や場所によって通信速度は変化しますが、我が家では快適に使えそうです。
楽天ひかりHPより
なお、固定回線の楽天ひかりの通信速度は600Mbps超!
やはり固定回線は速い!
ちなみインターネットを快適に利用するための通信速度の目安は👇のとおり。
通信速度の目安
楽天ひかりHPより
4K動画を見るにも25Mbpsあれば大丈夫なので、80Mbpsの楽天モバイルを使って家族が複数のYouTubeの動画を見ても快適に使えそうですね。
ただ、遅延が小さいことを求めるオンラインゲームをする方は楽天モバイルの使用は推奨できませんのでご了承ください。
ここまで楽天モバイルを固定回線代わりに使うメリットとデメリットをご紹介しました!
まとめると👇のようになります。
メリット
①容量無制限で月額上限3,278円!安い!
②契約・解約など各種手数料が0円
③工事無しで開通できる
④アプリ使用で通話料0円
デメリット
①エリアが大手3キャリアより狭い
②1日10GB超で速度制限
②通信速度はそこそこ

次に楽天モバイルを固定回線化する方法を見ていきます!
楽天モバイルを固定回線化する方法
楽天モバイルを固定回線代わりに使う代表的な方法は2つあります。
固定回線代わりに使うには
①スマホでテザリング
②LTEルーターを使う
それぞれ見ていきます!
その1「スマホでテザリング」
スマホ機能の「テザリング」を使えば、開通後すぐに楽天モバイルを固定回線代わりに使うことができます。なお、事前登録などは不要で無料で使うことができます。
Android端末での設定の仕方を見ていきます。
設定は簡単3ステップ!
step
1楽天スマホのテザリングをONにする
スマホの設定から「テザリング」機能をONにします。
「アクセスポイント」と表記されている機種もあります。
step
2Wi-Fiテザリングの設定
先ほどのテザリングアイコンを長押しすると設定画面が開きます。
Wi-Fiテザリングの設定からアクセスポイント名とパスワードを確認、必要に応じて自分で設定します。
step
3スマホやPCなどをWi-Fiに接続する
あとはいつもWi-Fiに接続するようにアクセスポイントを選択してパスワードを入力すれば接続完了です!
これなら自宅から持ち出して、旅行先でも容量気にせず調べ物やYouTubeを見られますね!
デメリットとしては自宅の楽天回線が弱い場合には、パートナー回線に接続されて容量5GBに制限されてしまうことも...。
そんなときは楽天回線に限定して接続するLTEルーターを購入するのがオススメです!私もLTEルーターを購入して自宅の固定回線代わりに楽天モバイルを使っています!
その2「LTEルーターを使う」
楽天モバイルが取り扱う製品ではありませんが、I-O DATAのWN-CS300FRはSIMカードを挿入できるSIMフリーの据置型Wi-Fiルーターです。
このルーターを使うことで楽天回線に限定して接続することができます。
■WN-CS300FR
このルーターには利用する周波数帯を限定する機能があります。
楽天モバイルが自社回線として使う周波数帯(LTE Band3)のみに繋がる設定にすれば、パートナー回線(KDDI)には繋がらず、楽天モバイル回線のみに繋げることが可能になります。
楽天自社回線が弱くて、パートナー回線に繋がってしまい困る...という方には、接続先の回線を楽天モバイルに限定することができます。
価格は13,000円ほど。スマホよりもお手頃で引っ越しても使い続けられるので私も購入して快適なネット生活を送っています(^^)
※SIMカードスロットがmicroSIM対応で、スマホでよくあるnanoSIMではないので数百円くらいのアダプタも一緒に買いました。
このルーターを使うデメリットは通話とSMSが使えなくなること。ただし2回線契約すれば解決です(^^)
通話無料かつデータ無制限で使うには👇のように使います。
楽天モバイル | 使い方 |
1回線目 | 通話専用 (データ1GB以下に抑えれば0円運用) |
2回線目 | データ専用 (LTEルーターに使ってデータ無制限・月額上限3,278円) |
この使い方だと月額3,278円で固定電話と固定回線の両方が使えます!
まとめ
楽天回線を固定回線代わりに使うメリット・デメリットと方法をご紹介しました。
メリット
①容量無制限で月額上限3,278円!安い!
②契約・解約など各種手数料が0円
③工事無しで開通できる
④アプリ使用で通話料0円
デメリット
①エリアが大手3キャリアより狭い
②1日10GB超で速度制限
②通信速度はそこそこ
楽天モバイルを固定回線代わりに使う方法は
固定回線代わりに使うには
①スマホテザリング
②LTEルーター

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