こんにちは、ショウ(@show_investment)です。
2019年から始めた「つみたてNISA」は33ヶ月目になりました。
3月は含み益が前月比+12万円と大幅な伸びを見せました!
評価額は投資額に対し+1.39倍となりました!
株価はそこまで伸びていないので「ドル高円安」の影響が大きいです!
運用状況の確認と世界経済の動きをおさらいします!
今回の内容
- 3月つみたてNISAは前月比+12万円(+11%)と大幅上昇
- 「ドル高円安」の影響を受けたため
- アメリカは景気回復してきたので、国債利回り上昇へ
- 日本は景気回復途中なので、国債利回り抑制へ
- 利回り(リターン)の高い米ドルが買われ「ドル高円安」へ
ショウ(@show_investment)
2022年つみたてNISA投資方針
積立方針のおさらいです。
つみたてNISAと特定口座で合わせて月5万円の積立投資をしています。投資の軸は「全世界株式」への投資です。
つみたてNISAで積立中の銘柄は
つみたてNISA投資銘柄
- ニッセイ外国株式インデックスファンド・・・¥15,000/月
- eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)・・・¥18,300/月
先進国株式と全世界株式の2銘柄、毎月3万3,300円を積立中です。
銘柄選定理由などは『つみたてNISAの投資方針』をご覧ください。
つみたてNISA投資方針
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【2022年つみたてNISA】投資銘柄と選定理由を紹介|全世界と先進国株式へ
今回の内容 つみたてNISAの投資先は? 銘柄選定理由もご紹介 2019年からつみたてNISAを始めて、今年で4年目の積立になります。 1年目の時は最大30銘柄に投資してい ...
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なお、積立中の2銘柄(オルカンとニッセイ外国)は「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year」で2年連続👑1位2位を獲得する人気ファンドです!
投票結果はこちらのページで紹介しています。
FOY2021投票結果
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投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2021|第1位はeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)が3連覇!
2022年1月22日20:00から行われた「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2021」で投資信託の投票結果が発表されました! ショウ通常「FOY」と呼ばれるイベントですね! &n ...
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2022年3月つみたてNISA運用成績
2022年3月の運用成績
投資額:1,283,390円
評価額:1,780,180円
損益:+496,789円(+38.71%)
前月比:+125,252円(+11.47%)
約128万円の投資で評価額は約178万円です(^^)
損益額は約50万円のプラスで前月比+11.47%と大幅な伸びに😆✨
内訳はこちら👇
2022年3月28日のつみたてNISA運用成績
つみたてNISAの累計投資額は1,283,390円、評価額は1,780,180円となりました。
含み益は+496,789円、損益率は+38.71%となっています。
現在、積立していない4銘柄は積立1年目のときにお試しで投資していたものです。20年非課税の恩恵を受けたいので売らずにこのままにしています。
なお、含み益は+12.5万円(+11.47%)増加しました!
ただ、長期投資前提なので現在の資産価値はあまり気にしていないです。
これまでの投資額と評価額の推移グラフがこちら👇
12月~2月の2ヶ月間で10万円の含み益が飛びましたが、この1ヶ月で戻ってきました!
ウクライナ情勢の影響もあり、今年はボラティリティ(価格変動幅)が大きい年になりそうですね💦
ニッセイ外国株式インデックスファンド
日本を除く主要先進国の株式に投資するファンド。2013年設定で純資産額2300億円超の老舗投資信託です。
2022年3月の運用成績
投資額:592,787円
評価額:846,358円
損益:+263,571円(+45.23%)
前月比:+82,021円(+13.26%)
2019年6月の投資を始めた当初から積立しているファンドです。前月比+13.26%と大幅な上昇となりました。
ニッセイ外国株式インデックスファンドの資産推移グラフがこちら👇
「ドル高円安」の影響で、評価額は一気に伸びて投資額に対し1.45倍になりました!
なぜ「ドル高円安」に?1/2
「ドル高円安」について解説する前にアメリカの状況を確認します。
アメリカでは10年国債利回りが2.5%まで上昇しています。景気回復が評価されて金融緩和縮小の動きがあるためです。
また、パウエルFRB(連邦準備理事会)議長はFOMC(連邦公開市場委員会)で5月にはさらに0.5%の利上げの可能性を示唆しました。
簡単に言うと、
- 今まではコロナショックからの景気回復のため、市場に資金流入させるために国債の金利を低くしていた(=金融緩和)。(金利高いとみんな銀行にお金預けちゃうからね)
- 最近は景気回復してきたので、市場への資金流入を縮小するために国債の金利を上げる方向へ(緩和縮小)。
- 金利(リターン)のいい米ドルが買われて円安に
って感じですね。
通常、金利が上がると株価下落の傾向ありますが、米国経済が強くそこまで下がりませんでした。
アメリカの金利は上昇!
でも、日本の金利は下げる動きを見せています。
これによりドル高円安が進んでいます!
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
これ1本で全世界の約3,000銘柄に投資できるファンドです。世界市場の時価総額に合わせて投資割合を自動で調整してくれるので、投資初心者にオススメの投資信託です。
2022年3月の運用成績
投資額:409,311円
評価額:475,181円
損益:+65,870円(+16.09%)
前月比:+47,971円(+10.53%)
昨年2020年から積立を始めたファンドです。こちらも前月比+10.53%と大幅な上昇に!
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)【略してオルカン】のこれまでの投資額と評価額の推移グラフがこちらです。
オルカンはコロナショック真っ只中の2020年4月より積立を始めました。
ニッセイ外国と同様にドル高円安の影響で評価額は伸びて1.27倍に。
なぜ「ドル高円安」に?2/2
「ドル高円安」が加速している理由は「日米の金利差が拡大」しているからです。
日本銀行は3月28日、日本の10年国債利回りを下げる「連続指し値オペ」を実施すると発表しました。
連続指し値オペとは
10年国債利回りを同じ利回り(今回0.25%)で無制限に買い入れること。海外の金利上昇に伴う国内金利の上昇を抑え込んで金融緩和姿勢を改めて示す狙いがある。
アメリカでは景気回復が見られていますが、日本の景気はまだ回復していないという見方ですね。
だから日銀は金利上昇を抑えて、市場に資金流入させたいという思惑があります。
これにより、「日米の金利差拡大」⇒金利の高い米ドルが買われて「ドル高円安」になっています。
うーん、でも
- 指し値オペする⇒米国との金利差拡大⇒さらにドル高円安⇒輸入品値上がり⇒食品/ガソリン価格上昇
- 指し値オペしない⇒日本の金利上がる⇒市場に資金流れない⇒景気回復しない
ん?どうしようもない?
日本経済は今後どうなっていくのか?引き続き注目していきます。
なお、ドル高円安の影響で円の価値は下がっています。
(Googleファイナンスより)
2021年1月は1ドル103円だったのが
2022年3月は1ドル123円になっています。
これは2021年1月の100万円が84万円の価値に下落していることを意味します。
ポートフォリオとアセットアロケーション
つみたてNISAの運用状況に戻ってポートフォリオとアセットアロケーションを見ていきます。
用語メモ
- ポートフォリオ・・・保有銘柄の割合のこと。
Ex.) オルカン、ニッセイ外国などの保有割合。 - アセットアロケーション・・・保有資産の割合のこと。
Ex.) 国内株式、海外債券などの保有割合。
ポートフォリオ(保有銘柄の割合)
現在のポートフォリオがこちらです。
積立設定中の「ニッセイ外国株式インデックスファンド」と「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」で約78%を占めています。
しばらくこの2銘柄のみに積み立てしますので、ますます割合が増えていくと思います。
現在、積立していない銘柄は売らずにこのまま持ち続けていきます。つみたてNISAの非課税枠を20年間しっかり使っていきます(^^)
アセットアロケーション(保有資産の割合)
つみたてNISAのアセットアロケーションがこちらです。各銘柄の運用レポートを元に作成してみました。
株式100%で運用中です。全世界株式へ分散しています。
現在、先進国株式と全世界株式の2銘柄に積立していますので、これからは米国株と先進国株の割合が徐々に増えていきます。
つみたてNISAでは米国経済の強靱さを期待して、米国株式の割合が少し多めになるように投資しています。
なお、特定口座を含めて積立投資全体で全世界への分散投資を軸にしています。
投資方針
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2023年投資方針|積立投資は月5万円⇒10万円に!iDeCoやポイント投資も
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まとめ
2022年3月のつみたてNISA運用成績をまとめてみました。
3月は含み益が前月比+12万円と大幅な伸びを見せました!
これは「ドル高円安」の影響を強く受けています。
「ドル高円安」の理由
- アメリカは景気回復してきたので、国債利回り上昇へ
- 日本は景気回復途中なので、国債利回り抑制へ
- その結果、利回り(リターン)の良い米ドルが買われ「ドル高円安」へ
今年は上がったり下がったりとボラティリティ(価格変動幅)が大きい年になっています。
こういう時こそ、積立投資でドル・コスト平均法を実践して取得単価を平準化させたいですね(^^)
積立投資は高値の時も暴落時も淡々と続けていくだけです。
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